ダウンの穴をガムテープでふさいで着ているじいちゃん、元気でいてほしい。
今日、じいちゃんに会いました。
一か月ぶりくらいに会いました。
この前病院にいったときに、「運転はちょっと、考えてください。」と言われたみたいで、お父さんが車で迎えにいって、近くの町までつれていきました。
お昼は、お父さんとじいちゃんとラーメンを食べました。
じいちゃんと私はとんこつラーメン、お父さんはチャーシュー麺。
とんこつ組は、お父さんの倍ぐらいの時間をかけて食べ終わりました。
お父さんとじいちゃんが農協に行く用事を済ませたあと、じいちゃんを家まで送っていきました。
じいちゃんが一人で暮らしているひろい家。
昔は、じいちゃんとばあちゃんがいて、お盆やお正月はみんながあつまった家。
じいちゃんが一人で暮らすようになってからもう何年も経つけれど、たまに、さみしくないのかな?と思います。
机の上にじいちゃんの食べかけの漬け物があって、ひとりで食べたのかな。
そりゃ、ひとりで食べるか。
あと、炊飯器の保温時間が27hになってるのは、はじめてみたな。
じいちゃんちから帰るとき、軽の後部座席と荷室がいっぱいになるくらい、漬け物とねぎをもらいました。
昔はおなかが妊婦みたいだったのに、今はやせて、歩くのもゆっくりになったのに、こんなにたくさんの漬け物とねぎ。
本当にひとりでやったの?どのくらい時間がかかったかな。
じいちゃんすごいな。
毎年、私のお母さんに「作りすぎだって~。」と言われながらも、大量に漬け物を生産し続けるじいちゃん。
ただ作りすぎてるだけかもしれないけど、でも、ありがたいです。
日々の生活で精いっぱいになると、ひとりで暮らしているじいちゃんが、遠くの存在になっているときがあります。
それって、自分が一番さみしい気持ちになります。
小さい頃から、一番だいすきなじいちゃん。
一緒にいてもあまり話さないし、小さい頃みたいにかわいい孫ではないだろうけど、これからもっとたくさん、じいちゃんちに通うつもりです。
じいちゃんの畑をみんなで手伝うとき、私はいつも戦力外だったけど、これから少しでもじいちゃんの役に立てたらいいな。
お母さんは、じいちゃんは孫に会えたらうれしいでしょ。って言ってくれるので、そうだといいな、と思います。